おひさしぶりです。mizumaです
色々経過してるプロジェクトの報告もままならぬブログですが。

すこしお手伝いしました個展が開催中なのでご案内。

下村優介×BENDS.  切り絵展 -camouflage-

が開催中です。７／２６日まで
場所は北浜linksです。

なにをお手伝いしたのか？と言いますと迷彩柄の
切り絵の台紙を提供致しました。
元々ファッションアイテムとしての迷彩柄が好きなので
返事に躊躇はありませんでした。笑
切り絵に適した紙と言う概念が建築意匠に携わる僕には
はじめての経験なので、いくつかお渡ししカットしやすい用紙を選んで頂きました。
その用紙にどこにでもある迷彩柄（弊社アーカイブのデータを使用し、
カラーリングは、ジバンシーのリカルドティッシでもなくAPEの猿迷彩でもない
独自のカラーリング調整や艶調整を施しています。）を出力しています。

いやいやいや！、迷彩柄（台紙）の話なんてどうでもいいんですよ！この際。

切り絵は気の遠くなる細やかな作業です。その切り口は機械でカットしたものでは
では出せない緩やかなカーブを描いています。普通ならそんな手間暇かけた切り絵を
見えやすく展示したくなるもんですが、迷彩柄を切ってみたいというPUNKな発想は
もう立派なPOPアートです。(断る理由がどこにも見当たらなくなりました。)

遠目に見るとただの迷彩柄ですが、そのなかにはある動物が潜んでいます。
ジャングルで動物が獲物を待つように！近くにいくとその動物の影や細やかさが見えてきます。
切り絵の新しい可能性を探りたいという、今回のプロジェクト。
第二弾、第三弾と企画しているようです。

楽しくお手伝いできました。ありがとうございました！
今度は大きな壁面に完全オリジナル迷彩でやりたいですね〜。
（と実際に切らない僕が言うべきでない？笑）

近づいた画はあえて載せません、是非実物を！